教育学域

教員紹介

遠藤優介

遠藤優介

えんどう ゆうすけ
Yusuke Endo
職位 助教
専門研究領域 理科教育学
取得学位 博士(教育学)
E-mail education-endo [_] human.tsukuba.ac.jp
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学生への一言 理科教育研究は、人間が理科(科学)を教え学ぶことすべてにかかわる極めて広範な事象を対象にしています。そこには、自然事象そのものを対象とする自然科学研究とはまた違った面白さ、魅力があります。みなさんも一緒に理科教育の世界を探究し、その醍醐味を感じてみませんか。

経歴

福島県出身。筑波大学第一学群自然学類卒業、筑波大学大学院修士課程教育研究科教科教育専攻修了、筑波大学大学院博士後期課程人間総合科学研究科学校教育学専攻修了。日本学術振興会特別研究員、国立大学法人愛知教育大学教育学部助教を経て、2018年4月より現職。

研究分野

理科教育目的論、ドイツ科学教育論

研究テーマの概要

理科教育事象全般を研究の射程に収めつつ、とりわけ理科教育の目的・目標に係る諸相や、昨今のドイツで見られるコンピテンシー指向の科学教育改革の展開を中心に研究を行っている。また、コンピテンシーの育成を目指した理科教授方略や理科授業の開発についても検討している。

主要著書・論文

・遠藤優介(2021)「コンピテンシー指向の化学教育における「文脈」設定の特質―ドイツNRW州ギムナジウム前期中等教育化学の学校内教授計画の範例に着目してー」、『理科教育学研究』、第62巻第1号、49-60頁。
・遠藤優介(2020)『ドイツ科学教育改革とコンピテンシー』、風間書房。
・遠藤優介(2018)「日本の初等理科教育の歴史」、吉田武男監修、大髙泉編著、『初等理科教育』、ミネルヴァ書房、11-20頁。
・遠藤優介(2017)「ドイツ後期中等化学カリキュラムにおけるコンピテンシーの育成とその評価―「コミュニケーション」及び「評価」領域に着目して―」、『科学教育研究』、第41巻第1号、36-46頁。
・遠藤優介(2016)「ドイツ科学教育におけるコンピテンシーモデル構築の視点―初等・中等教育段階の接続に着目して―」、『理科教育学研究』、第56巻第4号、409-420頁。
・遠藤優介(2014)「ドイツにおけるコンピテンシー指向の科学カリキュラム編成の特質―化学のコンピテンシー領域を中心として―」、『理科教育学研究』、第55巻第2号、169-179頁。
・遠藤優介(2012)「「コミュニケーション」コンピテンシーの育成に向けた化学教材―ドイツKMK化学教育スタンダードの課題事例に焦点を当てて―」、『教材学研究』、第23巻、75-82頁。

所属学会、その他の研究活動

日本理科教育学会、日本科学教育学会、日本教育学会、日本教科教育学会、日本教材学会、日本化学会

担当授業

学群・学類:理科教育論、学校の経営・制度・社会、初等教科教育法(生活)、初等生活、人間フィールドワークⅠ~Ⅲ
博士前期課程(次世代学校教育創成サブプログラム):理科教育基礎論、理科教育研究方法論、理科教育学研究Ⅰ~Ⅲ
博士後期課程:理科教育学研究法Ⅰ~Ⅲ、教育学特論Ⅰ・Ⅱ
全学教職:理科教育概論ⅠA・ⅠB、教職実践演習

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