教育学域

教員紹介

山本容子

山本容子

やまもと ようこ
Yoko Yamamoto
職位 准教授
専門研究領域 理科教育学
取得学位 博士(教育学)
E-mail education-yamamoto [_] human.tsukuba.ac.jp
冒頭の「education-」を削除し、[_] を半角アットマークに置換してお使いください。
学生への一言 科学技術が著しく進展する現代社会において、学校教育における理科教育の充実はますます重視されています。理科教育研究は、理科教育の目的・目標、歴史、科学的探究の理論、子どもの科学概念の理解・変容、理科の内容の選択・構成・展開、学習指導とその評価等々、理科教育の本質的な問題から、諸外国の先進的なアプローチ、環境教育や生涯教育などの広い射程を持った問題まで取り扱います。その中でも私は、生物教育において、自然と触れ合い、自然との一体化を通して人間と自然との関わり方について考える環境倫理の視点を取り入れた環境教育について興味を持ち、研究していますが、理科教育学研究室では上記の幅広い問題の中から関心のあるテーマについて掘り進んでいきます。なぜ理科を学ぶのか、理科をどのように学ぶのか、理科を学ぶことでどのような人格形成がなされるのか、等々について一緒に考えていきましょう!

経歴

筑波大学第二学群生物学類卒業、筑波大学大学院教育研究科修士課程教科教育専攻修了。
2001年4月~2014年3月まで公立高校教諭として勤務。勤務の傍ら、筑波大学大学院人間総合科学研究科学校教育学専攻(博士後期課程)修了。
2014年4月に国立大学法人筑波大学人間系助教に着任。
2020年7月より現職。

研究分野

理科教育、生物教育、環境教育論

研究テーマの概要

理科教育では、科学的論述力を向上させる教授ストラテジーの研究を、生物教育では、国内外の生物教育のカリキュラム研究を、環境教育論では、理科教育における環境倫理 (特に、環境問題の解決を人間の内面の意識変革に求めるディープ・エコロジー思想) の視点、および、バイオフィリア(生命愛)の概念を導入した環境教育の理論的・実践的研究を行っている。

主要著書・論文

主要論文
・山本容子(2021)「日本の中等理科教育におけるネイチャーライティングを導入した環境倫理教育の検討―社会科・国語科との連携を目指して―」、井田仁康編『持続可能な社会に向けての教育カリキュラム〜地理歴史科・公民科・社会科・理科・融合〜』(共著)、古今書院、172〜183頁。
・山本容子(2020)「環境教育の推進」、教育課題研究会編『最新 教育課題解説ハンドブック』(共著)、ぎょうせい、752〜758頁。
・山本容子(2019)「Society 5.0に向けた教育」「いのちの教育」「環境教育」、藤田晃之・佐藤博志・根津朋実・平井悠介編著『最新 教育キーワード 155のキーワードで押さえる教育』(共著),時事通信社、18〜19頁、242〜243頁、254〜255頁。
・山本容子(2018)「初等理科の観察活動とその指導」、大髙泉編著『初等理科教育』(共著)、ミネルヴァ書房、127〜136頁。
・山本容子(2018)「道徳教育における環境教育」、田中マリア編著『道徳教育』(共著)、ミネルヴァ書房、87〜96頁。
・山本容子(2017)『環境倫理を育む環境教育と授業-ディープ・エコロジーからのアプローチ-』(単著)、風間書房、308頁。
・山本容子(2017)「環境教育における環境倫理の育成」、大髙泉編著『理科教育基礎論研究』(共著)、協同出版、346〜363頁。
・山本容子(2017)「生物」、岩崎久美子・大迫弘和編著『国際バカロレアの現在』(共著)、ジアース教育新社、42〜46頁。
・山本容子(2013)「環境教育の展開と理科授業」、『新しい学びを拓く理科授業の理論と実践(中学・高等学校編)』(共著)、ミネルヴァ書房、211〜222頁。
・山本容子(2012)「理科の野外観察」、『教科教育の理論と授業Ⅱ(理数編)』(共著)、協同出版、265-281頁。

主要著書
・Yamamoto Y. (2018). Contrast between Concepts to Promote Students’ Awareness of Environmental Ethics in Biological Education: Focusing on the Concept of Deep Ecology and Biophilia,
Bulletin of Institute of Education, University of Tsukuba, Vol.43, No.1, 17-29.
・Yamamoto Y. (2018). The Introduction of ‘Experiences of Identification with Familiar Nature’ to the Field of Ecology in High School Biology in Japan, International Journal of Curriculum Development and Practice, Vol. 20, No.1, 35-48.
・山本容子(2016)「『生物基礎』の生態分野における環境倫理の視点導入の実践的検討-ディープ・エコロジーの中心概念の獲得を中心として-」、科学教育研究、第40巻第1号、76~91頁。
・山本容子(2013)「アメリカのBSCS生物教科書A Human Approachにおける環境倫理に関するカリキュラムの特質―「生態:生命システムにおける相互作用と相互依存」を事例として―」、生物教育、第53巻第4号、176〜189頁。
・山本容子(2012)「高校生の環境倫理意識の実態―生態学的環境を中心として―」、理科教育学研究、第53巻第2号、343〜358頁。
・山本容子(2010)「日本の環境教育におけるディープ・エコロジー思想の導入視点の実践的検討―高校生物における自然との一体化体験の実践を通して―」、理科教育学研究、第51巻第2号、109〜124頁。
・山本容子(2008)「ディープ・エコロジー思想を導入した環境教育の特質―アメリカ・カナダ・オーストラリアの事例から―」、理科教育学研究、第49巻第2号、93〜105頁。

所属学会、その他の研究活動

日本教育学会、日本理科教育学会(評議員)、日本科学教育学会、日本生物教育学会、日本環境教育学会、日本教科教育学会、日本教育実践学会、教育実践学会

最近交付を受けた科研費(代表のみ)

・2020〜2022年度日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(C)
テーマ:「日本の環境思想に基づく生活知と生物学の科学知を統合する生物多様性保全教育の開発」
・2016~2018年度日本学術振興会科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究
テーマ:「生物教育における環境倫理意識を高めるバイオフィリアの概念を導入した環境教育の研究」
・2016年度日本学術振興会科学研究費補助金 研究成果公開促進費
タイトル:「環境倫理を育む環境教育と授業―ディープ・エコロジーからのアプローチ―」
・2014~2015年度日本学術振興会科学研究費補助金 研究活動スタート支援
テーマ:「学校の生物教育における環境倫理の視点を導入した環境教育に関する理論的・実践的研究」

担当授業

人間学群・教育学類:環境教育論、初等理科、初等教科教育法(理科)、教育学研究法B
教育学学位プログラム(前期):理科教育学演習、理科教育学習論、理科教育実践演習、初等理科特講、理科教育学研究
教育学学位プログラム(後期):理科教育学研究法、教育学特論
教職科目:理科教育概論、教職実践演習

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