勝田光
職位 | 助教 |
---|---|
専門研究領域 | 国語教育 |
取得学位 | 博士(教育学) |
education-katsuta.hikaru.ga [_] u.tsukuba.ac.jp 冒頭の「education-」を削除し、[_] を半角アットマークに置換してお使いください。 |
|
学生への一言 | 作家の大江健三郎さんは、あるエッセイの中でフラナリー・オコナーが用いる意味での習慣、habitという言葉を紹介しています。どのような職業にも、やり続けることで自分のものになる、習慣とも言いたい技能の積み重ねがあって、それがかつて出会ったことのない困難を自分で乗り越えさせる、と。みなさんが筑波大学で教育学を学ぶことを通して、将来出会うであろう困難を乗り越える生き方の習慣を作られることを願っています。 |
経歴
長崎県生まれ。長崎大学卒業、筑波大学大学院修了。筑波大学特任助教、東洋大学専任講師を経て、2021年より現職。
研究分野
読むことの学習指導、子どもの文学
研究テーマの概要
専門は、読むことの学習指導(文学的文章領域)です。現在は、アメリカの国語の授業は読むことをどう教えているか、国語科にリーディング・ワークショップをどう取り入れるか、読むことの学習指導に物語創作活動をどう取り入れるか、戦争をテーマにした絵本を子どもがどう読むか、といったテーマで研究しています。
主要著書・論文
・『中学生の書く行為に着目した国語科における読者反応の支援』(風間書房)、2019年
・ 「アメリカのリテラシー教育が国語科に与える示唆:フロリダ州の幼小中高等学校におけるフィールド調査を踏まえて」『国語科教育』第91集、pp.45-53、2022年
・Encouraging independent readers: Combining Reading Workshop and Textbook‐Based Lessons in a Japanese High School Classroom. The Journal of Adolescent & Adult Literacy, 64 (5) , 563-573, 2021年(澤田英輔氏と共著)
・「読みの目標の違いが中学3年生の文章産出に与える影響」『読書科学』第57巻第1号、pp.13-22、2015年
・「生徒の読者反応を支援する教師の役割 : 単元「文学の学び方~『走れメロス』による~」の分析」『国語科教育』第76集、pp.15-22、2014年(飯田和明氏と共著)
所属学会、その他の研究活動
・全国大学国語教育学会(幹事、研究部門委員)
・ 教科教育学コンソーシアム 研究推進委員会委員
・日本読書学会(理事、海外担当幹事)
・International Literacy Association(会員)
・International Research Society for Children’s Literature(会員)
2015年、日本読書学会読書科学研究奨励賞を受賞。
2015年、筑波大学日本語日本文学会研究奨励賞を受賞。
2016年、人間総合科学研究科研究科長賞を受賞。
担当授業
<学類> 国語科教育概論、児童文学論など
<修士課程>国語科教育学, 国語科教育実践論研究など
<博士課程>人文科教育学研究法など