早瀬博典
| 職位 | 特任助教 |
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| 専門研究領域 | 社会科教育学 |
| 取得学位 | 博士(教育学) |
| education-hayase.hironori.gm [_] u.tsukuba.ac.jp 冒頭の「education-」を削除し、[_] を半角アットマークに置換してお使いください。 |
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| 個人ホームページ | https://researchmap.jp/hhayase |
経歴
2018/04-2022/06 筑波大学人間総合科学研究科 博士後期課程 学校教育学専攻
2022/04-現在 筑波大学人間系 特任助教
研究分野・研究課題
社会科授業におけるバーチャル技術を導入した「デジタル」に関する理論的・実践的研究
基盤研究(c) 2024年4月 – 2027年3月
アメリカ社会科のインクルージョン理念と方略
学術図書 2024年4月- 2025年3月
アメリカ社会科のインクルージョンに基づく個に応じた学びに関する理論的・実践的研究
若手研究 2023年4月 – 2026年3月
アメリカ社会科におけるインクルージョンの理念と方略―社会正義の視点から―
筑波大学 人間系研究支援プログラム 2022年11月 – 2023年3月
研究テーマの概要
・インクルージョンインクルージョンを「すべての子どものニーズ尊重を通して社会的公正を実現すること」と捉え、それに基づく社会科教育、公民教育および学校教育をいかに構想できるかについて研究を進めています。
・社会正義社会正義の理論を基礎として、インクルージョンを教育に導入する枠組みについて研究を進めています。
・社会科教育社会科の有する市民育成の役割に注目し、インクルージョンの枠組みから、その目標・内容・方法をいかに構想できるかについて研究を進めています。
・公民教育社会正義に基づくインクルージョンの理念を市民育成に導入した際、公民教育がめざす市民像がいかに変革されるかについて研究を進めています。
主要著書・論文
早瀬博典（2024）「アメリカ社会科におけるインクルージョン統合型人権教育の枠組み－単元「女性の教育権」の分析を通して－」井田仁康（監修）・唐木清志・國分麻里・金玹辰（編著）『Well-beingをめざす社会科教育: 人権/平和/文化多様性/国際理解/環境・まちづくり』古今書院, 23-33頁.
早瀬博典（2024）「総合的な学習（探究）の時間」藤田晃之・佐藤博志・長田友紀・平井悠介（編著）『最新教育キーワード 165のキーワードで押さえる教育』時事通信社, 130-131頁.
Jaegyun Hyun., & Hironori Hayase（2024）Exploring Social Studies Teachers’ Attitudes Toward Inclusive Teaching in Diverse Environments:The Methods of Teaching Cross-Curricular Skills in Global Citizenship Education in Japan and South Korea. The Journal of Social Studies Education in Asia, Vol.13,（採録決定済）
木下祥一・早瀬博典（2023）「社会科におけるデジタル技術の意味－その起源と展開の日米比較を通して－『福岡こども短期大学紀要』第35巻, 29-40頁.
早瀬博典（2023）「アメリカ社会科におけるインクルージョン前史－1980年代初頭メインストリーミング方略の検討を通して－」『筑波大学教育学系論集』第48巻第1号, 23-34頁.
早瀬博典（2022）「アメリカ社会科におけるインクルージョンの理念と方略－社会正義の視点から－」筑波大学人間総合科学研究科学校教育学専攻 博士論文（人間系代表表彰論文）.
Jaegyun Hyun., & Hironori Hayase（2022）Exploring Teacher attitude toward inclusion Teaching in Diverse Environments: The methods of Teaching cross-curricular skills in Global Citizenship Education in Japan and South Korea. Annual Meeting of the American Educational Research Association (California) proceeding.
早瀬博典（2021）「アメリカ社会科におけるインクルージョンの位置づけ－ケイパビリティ・アプローチとインクルーシブ社会科論を手がかりに－」中等社会科教育学会『中等社会科教育研究』第40号, 25-33頁.
堀田諭・早瀬博典・木下祥一（2020）「社会科教師は現代的な諸課題にいかに取り組むことができるのか－AP世界史・人文地理デジタル教材『COVID-19』の分析を手がかりに－」『埼玉学園大学紀要 人間学部篇』第20号, 201-214頁.
早瀬博典（2020）「アメリカ・マサチューセッツ州における『インクルージョン』に基づく公民教育の方略－「『シビックス・プロジェクトガイドブック』の分析を通して－」日本公民教育学会『公民教育研究』第28号, 45-58頁（学会賞受賞論文）.
早瀬博典（2020）「アメリカ社会科における『インクルージョン』の授業方略－T.Lintnerの『ビッグアイデア』を分析して－」日本社会科教育学会『社会科教育研究』第140号, 27-39頁.
早瀬博典（2019）「離島における『道徳学習』の位置づけと方法－三島小学校・中学校の道徳授業を事例として－」『地域と教育』第18号, 55-70頁.
早瀬博典（2018）「粟島における伝統・文化に対する子どもの「思い」の実態－内浦神楽と釜谷獅子舞に関する質問紙調査を通して－」『地域と教育』第17号, 75-91頁.
早瀬博典（2017）「粟島における伝統・文化に対する子どもの意識－「釜谷獅子舞」についての質問紙調査を通して－」『地域と教育』第16号, 99-119頁.
所属学会、その他の研究活動
所属学会：
日本社会科教育学会、日本公民教育学会、中等社会科教育学会、全国社会科教育学会、日本カリキュラム学会、アメリカ教育学会、日本教科教育学会、National Council for the Social Studies、International Social Studies Association
受賞：
2022年9月 筑波大学博士学位受領者代表表彰（人間系）
2022年3月 筑波大学人間総合科学研究科 研究科長賞
2021年6月 日本公民教育学会研究賞