教育学域

教員紹介

川口純

川口純

かわぐち じゅん
Jun Kawaguchi
職位 助教
専門研究領域 比較・国際教育学、国際教育開発論
取得学位 博士(学術)
E-mail education-kawaguchi [_] human.tsukuba.ac.jp
冒頭の「education-」を削除し、[_] を半角アットマークに置換してお使いください。
個人ホームページ https://trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000003819

経歴

2005年:早稲田大学人間科学部卒業
2005年-2006年:駒場学園高等学校にて勤務
2006年-2008年:青年海外協力隊としてマラウイ国ドマシ中等教員養成大学で勤務
2008年-2010年:早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程(国際関係学修士号取得)
2010年-2012年:早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程{博士(学術)取得}
2012年-2014年:独立行政法人国際協力機構にて勤務
2014年-2015年:大阪大学人間科学研究科 助教
2015年-現在:筑波大学人間系教育学域 助教

研究分野

途上国の教育開発研究、比較教育学、インクルーシブ教育

研究テーマの概要

日本の高校で教員経験を積んだ後、マラウイの教員養成大学で勤務した経験を活かし、一貫して途上国における教員政策を研究テーマとしてきた。特に、教員が養成課程を修了した後に如何に学校現場で自立的に自己研鑽を継続できるか、という観点から研究を実施してきた。最近では、障害児や周縁化された子どものためのインクルーシブ教育に資する教員養成課程に関する研究を実施している。

主要著書・論文

編著
1.荻巣崇世,橋本憲幸,川口純編『国際教育開発への挑戦-これからの教育・社会・理論-』,東信堂,pp.53‐74,2021年
2.興津妙子,川口純編『教員政策と国際協力』,明石書店,pp.107-126,2018年

著書
1.川口 純 第2章「『比較教育学研究』はじめ様々な専門誌に投稿する―“年に1本だけ”がよい研究なのか」,森下稔,鴨川明子,市川桂編『比較教育学のアカデミック・キャリア―比較教育学を学ぶ人の多様な生き方・働き方』,東信堂,pp.16‐24,2021年
2.川口 純「アフリカの試験制度の課題」,佐藤仁,北野秋男編『世界のテスト・ガバナンス 日本の学力テストの行く末を探る』,東信堂,pp.223-224,2021年
3.Kawaguchi Jun「The acceptance situation of inclusive education in Kenya -Perceptions of parents, communities, and teachers」,Nishimura Mikiko『Community participation with schools in developing countries -Towards equitable and inclusive basic education for all』,Routledge,pp.135-148,2021年
4.川口 純 第3章「教育におけるインクルージョンと不就学児童の教育戦略」,荻巣崇世,橋本憲幸,川口純編『国際教育開発への挑戦-これからの教育・社会・理論-』,東信堂,pp.53‐74,2021年
5.川口 純 第10章「持続可能な開発のための教育の理念と実態-国際教育協力における「文化の居場所」について」,関根久雄編『持続可能な開発における〈文化〉の居場所-「誰一人取り残さない」開発への応答』,春風社,pp.239‐260,2021年
6.川口 純 第3章「IBの教員養成-筑波大学」,半田淳子編『国際バカロレア教員になるために―TOKとDP6教科の学びと授業づくり』,大修館書店,pp.170‐171,2020年
7.川口 純、中和渚 第4章「マラウイの教員養成制度の改定にともなう課題」,興津妙子,川口純編『教員政策と国際協力』,明石書店,pp.107-126,2018年
8.石原 伸一,川口 純, 第4章「教員の授業実践―子どもの学びの改善に向けての試行錯誤」,菅島信子,黒田一雄編『日本の国際教育協力:歴史と展望』,東京大学出版会,pp.105‐133,2018年
9.川口 純 第8章「マラウイの障害児教育政策の現地適合性―インクルーシブ教育の導入過程を中心に―」,『発展途上国の困難な状況にある子どもの教育』,明石書店,pp.186-203,2018年
10.川口 純 第4章 「“休学”を活用する女子生徒たち-マラウイの中等学校の縦断的修学記録から-」,關谷武司編『発展途上国で学ぶ子どもたち』,関西学院大学出版会,pp.101-117,2018年
11.川口 純 第9章「教員養成-筑波大学IB教員養成コース」,岩崎久美子,大迫弘和編『国際バカロレアの現在』,ジアース教育新社,pp.130‐133,2017年
12.川口 純 第1章「マラウイ障害児教育の現状と課題-教員の観点を中心に-」,『多様なアフリカの教育』,pp.15-26,2014年
13.川口 純 第8章「家族の生活と学校の関係-児童の就学記録分析を中心に:マラウイの初等学校を事例に」,澤村信英編『アフリカの生活世界と学校教育』,明石書店,pp.186-203,2014年
14.川口 純 第11章 「インクルーシブ教育の実現に向けた教員養成-マラウイの初等教員養成政策を事例に」,『南アジアにおけるインクルーシブ教育』, pp.141-154,2014年
15.川口 純 第10章「アフリカの高等教育における地域統合と東アジア」,黒田一雄編『アジアの高等教育ガバナンス』,勁草書房,pp.256-274,2012年

論文
1.川口 純,丹羽 勇人「教育格差の中にある格差:―マラウイの初等教育への就学実態を事例に―」,『国際開発研究』,第29巻第2号,pp.63-74,2020年
2.川口 純,西村 里史,羽田良之; 岡村拳「IB教育における『学習方法』の受容実態に関する予備的考察―一条校でのミドル・イヤーズ・プログラム(MYP) を対象に―」『教育学系論集』,第44号,pp.1-11,2019年
3.川口 純,佐久間 茜「アフリカ人留学生の受け入れ促進について―日本の大学進学を選択した学生の意見を基に―」,『留学交流』,第105号,pp.1-14,2019年
4.川口 純,佐久間 茜「アフリカ人留学生の受け入れに関する一考察―日本の大学選定過程の分析を中心に―」,『国際教育協力論集』,第22号,pp.15-31,2019年
5.川口 純「第19回大会の報告 スポーツとボランティア:~2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて~」,『ボランティア学研究』,第19号,p71,2019年
6.Kawaguchi Jun「Decentralization Policy in Public Secondary school in Thailand: A Focus on Finance and Administration in Chiang Mai」,『Chiang Mai University Journal of Social Science and Humanities』2017
7.川口 純「マラウイの女性はフランスの女性よりも“脆弱”なのか」,『アフリカ教育研究』,第8号,pp.50-52,2017年
8.川口 純「日本における国際バカロレア教育の受容実態に関する一考察:ディプロマプログラム (DP) に着目して―」,『教育学系論集』,第41巻第2号,pp.35-48,2017年
9.川口 純「国際バカロレア教育の導入過程における一考察」,『文部科学省教育通信』,2016年
10.川口 純「マラウイの「無資格教員」に関する一考察:誰が,なぜ,雇用されていたのか」,『アフリカ教育研究』,第6号,pp.37-51,2016年
11.川口 純「グローバルガバナンスと「教育の質」:―インクルーシブ教育政策を事例に―」,『国際開発研究』,第25巻第1号,pp.47-55,2016年
12.Kawaguchi Jun「Research on Implementation Plan of Sustainable Development Goals (SDGs): Focusing on Education」,『KEDI』,pp.87-109,2016年
13.川口 純,ナンポタ・ドロシー「マラウイ中等学校における「良い学校改善実践-教員の問題意識と教育観に着目して-」,『国際教育協力論集』,第19巻第1号,pp.45-54,2016年
14.川口 純,宋 柔奈「韓国における国際協力の発展過程に関する一考察」,『ボランティア学研究』,第17号,pp.127-138,2016年
15.川口 純「‐ポスト2015に向けたアフリカの教員養成改革 -インクルーシブ教育導入と養成課程の適合性について‐」,『アフリカ教育研究』,第5号,pp.57-69,2015年
16.川口 純「モルディブのインクルーシブ教育政策導入過程における一考察」,『教育研究』,第57号,pp.183-188,2015年
17.中和 渚,川口 純「英語圏サブサハラ・アフリカ4国の中等段階における数学カリキュラム分析」,『東京未来大学研究紀要』,第7号,p.229,2014年
18.川口 純「アフリカにおけるボランタリークラスの正当性と教育権について-マラウイの初等・中等教育を事例として-」,『ボランティア学研究』,第15号,pp.99-109,2014年
19.川口 純,黒田 一雄「国際的教育政策アジェンダの現地適合性について-マラウイのインクルーシブ教育政策を事例に-」,『比較教育学研究』,第46号,pp.61-79,2013年
20.Kawaguchi Jun「Enhancing the Capacity of Science Teachers in Palestine: A Case of Triangular Educational Cooperation between Jordan, Palestine and Japan」,『Tackling Global Challenges Through Triangular Cooperation』,pp.175-188,2013年
21.川口 純「アフリカ地域社会における無資格教員の位置づけ:インフォーマルな教員登用制度を中心に」,『教育研究』,第56号,pp.117-125,2013年
22.Kawaguchi Jun「The Conformity of an International Education Policy Agenda at the Local Level: A Case Study of Inclusive Education Policy in Malawi」,『Center for Study of International Cooperation』,pp.124-135,2011年
23.川口 純「保護者からみた初等学校の機能と価値について‐マラウイの公立学校を事例として‐」,『アフリカ教育研究』,第2号,pp.65-77,2011年
24.川口 純「両親の社会的特性と子どもの価値観形成の関係性について」,『Asia-Vision サーベイ:学生の意識に関する国際比較調査』,pp.110-119,2010年
25.川口 純「マラウイにおける教員養成課程の変遷に関する研究 ‐教員の社会的地位とモチベーションに注目して‐」,『比較教育学研究』,第41号,pp.138-157,2010年
26.川口 純「教育開発研究20年の軌跡‐教育研究及び地域研究との対比を通して‐」,『国際開発研究』,第19巻第2号,pp.17-29,2010年
27.Kawaguchi Jun「A study concerning the Changes of Teacher Training Policy in Malawi -Focus on the differences between In-service training and Pre-service training」,『東アジア高度人材養成共同化プログラム‐グローバリゼーションとアジア変容‐』,pp.173-181,2009年

その他
1.川口 純「ユネスコ・教育省・研究者共同によるインクルーシブ教育質向上プログラム」,『平成25年度文部科学省UNESCO補助事業報告書』,187頁,2013年
2.川口 純「インドネシアにおける南々協力発展の可能性 – 国際教育協力分野に着目して‐」,『早稲田大学GPプログラム報告書』,pp.81-96,2009年
3.川口 純「ザンビア国初等教育実態調査」,『文部科学省国際協力イニシアチブ拠点システム構築事業現職教員派遣 青年海外協力隊サポートプロジェクト』,75頁,2007年
4.川口 純「マラウイ国初等教育実態調査」,『文部科学省国際協力イニシアチブ拠点システム構築事業現職教員派遣 青年海外協力隊サポートプロジェクト』,82頁,2007年

翻訳
1.川口 純「第5章 北米地域における比較教育学の歴史的変遷」山田肖子,森下稔編『比較教育学の地平を拓く』,東信堂,pp.126-144,2012年

学位論文
1.川口 純「教員養成課程の改定が教員の質に与える影響について-マラウイの初等教員養成政策を事例として-」,早稲田大学博士学位論文,235頁,2012年
2.川口 純「マラウイの教員養成課程の変遷に関する研究-In-service training とPre-service trainingの違いに着目して-」,早稲田大学修士論文,87頁,2010年

所属学会、その他の研究活動

所属学会:国際開発学会、日本比較教育学会、日本アフリカ教育学会、国際ボランティア学会、日本国際バカロレア教育学会、日本教育学会、Comparative International Education Society
その他の研究活動:JICAインクルーシブ教育事業(スリランカ、マレーシア)専門家

最近交付を受けた研究費(代表のみ)

令和3~7年度 日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(B)「アジア・アフリカ地域における教育の包摂性の実相に関する国際比較研究」
平成30~令和2年度 日本学術振興会科学研究費基金 挑戦的研究(萌芽)「アジア・アフリカにおける教員政策の国際比較研究」
平成30年度 日本学生支援機構調査補助金 学生支援の推進に資する調査研究事業「アフリカの留学生を支援する制度・課題に関する国際比較研究」
平成29~令和2年度 日本学術振興会科学研究費基金 若手研究(A)「障害児の社会経済特性と教育のインクルージョンに関する国際比較研究」
平成27~29年度 日本学術振興会科学研究費基金 挑戦的研究(萌芽)「途上国における非正規課程の教育に関する国際比較研究」
平成26~27年度 日本学術振興会科学研究費補助金 研究活動スタート支援「教育の量的拡大期における質低下構造の生成に関する研究」

担当授業

国際教育協力論、途上国の教員政策、国際教育開発論、Research Design and Methodology, 国際教育特別研究、教員養成の国際比較 他

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